しごととおしごとの狭間で

ひっそりと140字では収まらない独り言を格納しようかと。備忘録で他人に読ませようというつもりはあまりないので、以前に軽く書いていたときの過去投稿を追加したり、文章を後から書き換えたりしようかなと思ったりします。(2019年1月現在)

「レベッカ」

・シアタークリエ 3列3番
・脚本/歌詞: ミヒャエル・クンツェ、音楽/編曲: シルヴェスター・リーヴァイ、演出: 山田和也

 連日のお芝居観賞(&昨日の生駒ちゃんに続いての乃木坂現場)。
 たまたま観に行った「すべての犬は天国へ行く」で、その憑依演技っぷりにびっくりして、それが乃木坂46のキャプテンだと知って、「すぐにでも、劇団☆新感線の客演行けるやん、なんなら乃木坂に押しとどめとくにはもったいない」なんて思った桜井玲香
 それから3年、やはり見る人は見ているもんで、今回、東宝ミュージカルの大タイトルに抜擢されてのシアタークリエへいざ。
長年、舞台やらライブやらの生物を観てくると、確かに役者であり歌い手であり「あ、 ここで、この人はひとつ階段を上がったんだな」という瞬間に出会うことってあるもので、それがもしかしたら今回だったのかも。
 新入幕にもかかわらず、横綱涼風真世)や大関(出雲綾)と歌唱でも演技でも堂々と渡り合って、満席の大向こうからスタンディングオベーションを受けるとか、こりゃどうやら本格的に世間に見つかっちゃったみたいです。
 乃木坂46そのものには、ほとんど興味のない自分からすると、乱暴に言っちゃうと「キャプテンなんて放り出して、一刻も早く演劇の世界にきて欲しい」と強く強く思いました。

 そして涼風真世(かなめさん)は、ホントに宝塚時代に出会わなくてよかったかも。
 歌唱と立ち居振る舞いと表情だけで場を支配する迫力に加えて、カーテンコールで一瞬にして表情をほころばせる可愛げ、今日も圧倒されました。
 無防備な頃に、あの勢いでオスカルなんて観ちゃった日にゃあ、全て持っていかれてましたわ。